前置詞・接続詞
前置詞・接続詞
前置詞について
「時」の前置詞 at in on
at は「時の一点」（何時、正午、あるいは夜明け）に用いられ、in は「長い時間」＝（年、月、など）に用いられ、on は「日付や特定の場合」（曜日、何月何日など）に用いられます。
| at five o'clock（５時に） |
at the moment (その瞬間に） |
| in spring（春に） |
in one's boyhood (少年時代に） |
| on Sunday(日曜日に） |
on the third of July (7月３日に） |
「場所」の前置詞、on,over,above,under,below
onは「（接地した上で）～の上に」 over は「～の真上に」という意味。 under は「～の真下に」、below は 「～の下方に」という意味になる。over は under に対し、 above はbelowに対するわけであり それぞれ 同一の次元ということになります。She held an umbrella over me. (傘をさしかけてくれた）
There were some clouds above the mountain.
(山の上に いくつかの雲がありました。）
A cat was sleeping under a desk.
(ねこが 机の下で寝ていました。）
The sun has sunk below the horizon.
(地平線下に太陽は沈んだ）
方向性を示す 「to」「toward」「for」
to は到達点を 次にもってくる。また toward は 方向を表すのが原則であるので、次には 漠然とした方向を表す語句がくると考えられる。 for は 「方向、目的地」を表す。 He walked to the bank of the river. (彼は川岸に歩いて行った）The dog was running toward me. (その犬は私のほうへ走ってきた）
He left for Hawai yesterday. (昨日彼はハワイへ出発した）
時間的な期間を表す「for」「during」「through」
for は 「何日間、何年間」のような「期間」を、during は「～中（に）」「～の間（に）」 through は 「初めから終わりまで引き続いて」の意味を表す。fall asleep during the lesson （授業中に眠り込む）
He was asleep wll through the lesson. (彼は授業中にずっと寝ていた）
「in」「within」「after」
in は 「～で、 ～たったら」（現在を起点とした時の経過」を示し、within は「～以内に」を after は「～後に、～たってから」（過去を起点とした時の経過）を表す。Mother will get well in a few days. (母は２、３日たったら良くなるでしょう）
Mother got well after a week.
(母は１週間後に良くなった）
「till」「by」
till は 「～まで」（継続の終止点）を表し、by は「～までに」（完了の時限）を表す。Stay here till six.(６時まで ここにいなさい）
Come back by six (６時までに戻りなさい）
「売買」の at, by, for
「１個いくらで」 には at を 「単位」には by を用い、全体の売買の価格には for を用いる。I bought the melons at 100 yen a piece.
（私はメロンを１個100円で買った）
Pencils are sold by the dozen.
(ペンシルは1ダース単位で売られる）
I bought the melons for 100 yen.
(私はメロンを（複数） 1000円で買った）
奪取、軽減を表す 「of」
of は 奪取や軽減を表す動詞とともに用いられることがある。They deprived him of his civic rights.
(彼らは 彼の市民権を奪った。）
類例 care A of a disease (Aの病気を直す） clean a table of the dishes(食卓の皿を片付ける） など多数
「～から」を意味する of と from
of は「～から」を意味することがあり、用法の点で、from と区別しなければならない。He begged some food of me.
(私食べ物を少しくれと言った）
She comes of a good family. (彼女は名門の出である）
She comes from Kyushu. (彼女は 九州出身です）
「材料」の of from
of は 加工しても材料の原型が製品に見られる場合に用いられ、from の場合には 原型が製品に見られない、まったく形が残らない変化に用いられる。into は AからBに作り変えるという意味で用いられる。This chair is made of stone. (このいすは石でできてる）
Cheese is made from milk.(チーズはミルクから作られる。）
This shirts was made into these clothes.
(このシャツは これらの布に変えられる）
「原因」の前置詞 of, from , through
die の後え用いられる of, fromof は病気・老年・飢えなどの死因の場合用いる。
from は 負傷、事故、過食などの死因を表すのが原因。
through は 怠慢、不注意などの消極的な原因を表す。
He died of a heart attack. (彼は心臓病で死んだ）
He died from eating too excess.(彼は過食が元で死んだ）
The accident occurred through her negligence.
(その事故は 彼女の怠慢のために起こった）
郡前置詞
２つ以上の語が連結して １つの前置詞の働きをする場合があります。このような語の集まりを 郡前置詞といいます。■ as for ～（or-- as to ～） （～に関して）
■ at the cost of ～（～を犠牲にして）
■ according to ～（～によれば）
■ by means of ～（～によって）
■ because of ～（owing to ～、on account of ～）(～のために）
■ by way of ～（～経由で）
■ in spite of ～（for all ～、with all) （～にもかかわらず）
など
動詞と前置詞
前置詞との結びつきによって 意味・用法の異なる動詞は 特にマークする必要がある。| agree with～（on・・） （・・について）人に賛成する |
| agree to ～ 計画・提案etc に賛成する。 |
| attend to ～ （～に注意する；～に精を出す） |
| attend on ～ （～に仕える、～の看護をする） |
| call on ～ （～（人）を訪ねる） |
| call at ～ （（場所）を訪ねる） |
■ correspond with / to ～ （～と文通する/～に一致する）
■ consist in /of ～ （～にある/～から成る）
■ hear from/ of ～（～から便りがある/～のことを聞く）
■ part with ～ / from ～ (～を手放す/～と別れる）
■ stand for / by ～ (～を表す/～を援助する）
etc
形容詞と前置詞
次のようなものには特に注意。■ angry at(about)/with (事柄に/人に怒る）
■ anxious for / about ～( ～を切望して/ ～を心配して）
■ dependent on ～( ～に頼って）
■ independent of ～( ～から独立して）
■ different from ～ ( ～と違って）
■ indifferent to ～ ( ～に無関心で）
■ familiar with/to ～(人が ～になじみがある/物が ～になじみがある）
■ free of / from ～( ～を免除されて/（心配 etc）がない）
■ present at ～ ( ～に出席して）
■ absent from ～ ( ～を欠席して） etc
接続詞について
時を表す従位接続詞
▼ when, as, after, before, till, while, once, as soon as, the moment, hardly(or scarcely)～when(or before)・・ 、no sonner～than・・,etcOnce he hesitates, I have him.
(彼がひとたびちゅうちょすれば、こっちのものだ）
The moment he saw me, he ran away.
(彼が私を見たとたん、彼は逃げた）
理由を表す従位接続詞
▼ because, as, since, now(that), seeing that, inasmuch asSince you say so, it must be true.
(君がそういう以上真実にちがいない。）
Seeing that you are tired, go to bed at once.
(あなたはお疲れのようですから、すぐにおやすみなさい）
条件を表す従位接続詞
▼ if, unless, in case, so ling as, provided(that), etcAny book will do so long as it is intersting
(おもしろければ、どのような本でもよい）
I will come provided that it is fine.
(お天気なら、私は来ます）
目的を表す従位接続詞
▼ (so) that, in order that, lest, for fear, in case, etcHe worked hard in order that he might succeed.
(彼は成功するように 一生懸命働いた）
Don't go near the pond in case you fall in.
(落ちるといけないので、池には近づかないように）
結果、程度を表す従位接続詞
so that, so～that・・ such～that・・ , but, etcIt rained hard, so that the game was put off.
(雨が激しく降ったので、試合は延期された）
譲歩を表す従位接続詞
thought, even if ( or tough), if , as , whether ～ or ・・, etcIf I die for it, I will do it.
(たとえそのために死んでも、私はかまわない）
Poor as he is, he is happy.
(貧しいけれど彼は幸せです）
様態を表す従位接続詞
as, as if（or though)、if, as, whether～or・・, etcAs the lion is king of beastes, so is the eagle king of birds. (ライオンが百獣の王であるように わしは鳥類の王だ。）
制限を表す従位接続詞
so far as, as far as, asSo far as I am concerned, I support the policy.
(私に関する限りでは、その政策に賛成だ。）
He is a good singer as singers go.
(彼は 歌手なみからいえば、上手な歌手だ。）
等位相関接続詞
not only ～ but also・・ as well as, both ～and ・・、either ～or ・・ ,neither ～ nor ・・, etcBoth my sister and I were invited to the party.
（私の姉も私も パーティーに招待された。）
She can speak French as well as English.
(彼女は英語と同様にフランス語も話せる）